希望を 見ました
貴方の 言葉に
未来を 見ました
貴方の 笑顔に
元気を 無くした
私の 手を引いて
歩く 貴方の
肩が 優しく揺れて
「大丈夫」
笑って みました
貴方の 真似をして
希望を 見ました
貴方の 言葉に
貴方の 眼差しに。
Wish You A Happy Life
降り積もる 雪に未来を 踏む私
希望を 見ました
貴方の 言葉に
未来を 見ました
貴方の 笑顔に
元気を 無くした
私の 手を引いて
歩く 貴方の
肩が 優しく揺れて
「大丈夫」
笑って みました
貴方の 真似をして
希望を 見ました
貴方の 言葉に
貴方の 眼差しに。
今日は診察日
午後に
サッカーがあるので
早起きをして
午前診に入り
帰ってゆっくり観戦
と、思ったけれど
やはり起きられず
午後始動
病院へ行き
急いで帰ると
ちょうど
後半戦が
始まるところだった
AWAY ということも
あったけれど
厳しい当たりに
選手も苦戦していた
国際試合
ということは
自分の国の文化とは
まったく異なる
違う考え方や
違う発想の人たちと
同じ空気の中で
向き合うということ
普段のサッカーは
代表選手の
テクニックや
チームワークなど
目立つところばかりに
驚いているけれど
異国でも
平常心を持って戦う
その
メンタリティーに
今日は敬服した
何よりも
代表選手たちが
一言も
悪口を言わずに
堂々と
負けて終わった
そのことが
いちばん嬉しかった
走り回った半日
今週の
山は越えたかな。
夜中の書き物は
なんとやら
昨日は
焦燥感に追われて
ネガティブなことを
書きすぎてしまった
それでは
今日は
ポジティブに
何か書いてみよう
そう言った所で
特に思い当たらない
それが人間なのだと
改めて、思う
幸せというのは
どこかにあるような
ものではなくて
そう感じる 「心」 が
描いて見せるもの
だから願う
日々ひたすら願う
幸せをください、と。
窓の薄明かりに
ぼんやりと
コントラストを描く
見慣れた天井を
眠れないまま
見上げていると
色々な疑問と
微かな不安が
僕に降ってくる
気軽に誘って
談笑する相手もなく
僕を必要とする人は
日々、遠のき
自分が
不要なものへと変わる
ネットで話す
たくさんの優しい人々も
僕の元を離れていくのは
時間の問題だと
根拠もなく、憂う
父が余生に入る頃
きっと彼は
家族も孫もある
弟を一番に支援し
或いは
頼ることだろう
もし
食べていけなくなったら
覚悟を決めて
家を旅立とう
そんな焦りと
生ぬるい
柔らかな覚悟は
日々、深まるばかり
空虚感と焦燥
今回のウツは相当
深くまで落ちたな。
重い朝
枕元には
今日の明け方
コンビにで買った
スニッカーズと
読みかけの
メールを映す液晶
それ以外
何ひとつ
変わらない部屋で
今日が始まり
暮れようとしている
僕は
食べようとした
スニッカーズを置き
テーブルの
コンビニ弁当を
レンジで回した
父や弟からは
年末の連休の話題
そんな時期か
今年、僕は
何をできたんだろう
そればかりを
ぼんやり考えて
時差ぼけの朝食が
終わった
今日も寒いな。
街灯の光よりも
たくさんの
LED が明るい
この部屋で
朝を待つだけの僕は
話すことで
食べることで
鼻歌を
噛み殺すことで
どれくらいの時間を
過去にしただろう
未来なら
どんなときも
この掌の中にあると
余裕な振りで
大げさに笑っては
秒針の音に
怯える日々
今日もついに
生き延びたんだ、と
自分に低く
言い聞かせながら
ココロを壊すもの
雑に掻き消して
汚れていくだけ
汚されていくだけ
たとえばそんな
毎日の中で
穏やかに笑うときは
豊かに生きていた
懐かしい日の僕が
いまの僕に重なる
柔らかく巡る
冬の朝と同じように。
音のない深夜
特にきっかけもなく
母を思い出す
どうしてだろう
息をひきとる前
母が闘病したのは
ほんの数年間で
僕と過ごした時間は
それよりも
ずっと長いはずなのに
頭に浮かぶ母は
晩年の面影ばかり
ぼんやりとした目で
僕を見ては笑う
動かない手で
ピースサインをしてみせる
そんな母ばかり
そんな母の日常を
思い出していると
「呼吸が苦しいから」 と
入院を決めた母は
あの冬の日
「旅立つ覚悟」 を
決めたのではないか
そんな風にさえ
思えてきて仕方がない
自らが息絶える
その前日まで
ニヤニヤと
口元に笑いを浮かべ
お茶の飲ませ方が
下手だと文句を言う
あんな平凡な
日常の空気の中で
僕もいつか
死んでいきたい
しあわせだったよ、と
その場にいる人に
笑みを見せながら
立派に生きている人は
たくさんいるけれど
立派に死んでいく人は
きっと
少ないだろうから
もう少ししたら
また、冬が巡る
別れの季節は
哀しみも深いけれど
冬が待ち遠しい。
時間に追われて
日の暮れかかる中
ファーストフードまで
少し走った
学校帰りの
高校生を見かけ
仕事に慣れない
若い店員を見かけ
その場にいるだけで
自分の過去の
あらゆる時代に
時間と記憶が
流れ込んでは消えた
たくさんの世代の
たくさんの人が
何らかの目的を持ち
毎日を生きている
そんな中
生存して
毎日を楽しむことだけに
必死で生きている僕は
これから
どこへ向かって
進むのだろう
状態として
「生きている」 ことと
自分の意志で
「生きる」 ことは、違う
身に染みるほどに
焦る気持ちを
僕は
氷と一緒に
噛み砕いた
「大丈夫、なんとかなる」
いつもの口癖が
今日もまた
空回りした。
昨夜は
凍えるような寒さの中
深夜未明に
ハンバーガーを食べて
いまひとつ
スッキリ眠れないまま
目を覚ました
モニタに向かい
何をしたわけでもなく
ほんの少し
ただ、ほんの少し
ぼーっとしていると
西の窓が
オレンジ色に染まる
16時過ぎ
こんな時間に
夕暮れが始まると
僕の活動する
いわゆる 「昼間」 が
無くなってしまうような
気分になるけれど
人間は
日照時間が短い方が
どこか一日を
豊かに過ごしているように
思えて仕方がない
何かに追われながら
生きられなくなった
何かに追われるような
生き方を捨てた
だから、ただ
そう思うのかも
知れないけれど。
今日は
ここ数日で
いちばんの寒さに
目を覚ました
東京では
木枯らし一号が
吹いたらしい
一気に起きなければ
夜まで寝てしまう
そう思った僕は
部屋着を飛ばして
いきなり
外出着に着替え
朝のクスリを飲むと
出かけることにした
バイクでの移動に
冬の風はこたえる
まだ十月なのに
この寒さだったら
真冬は
どうなるんだろう
そんなことを
考えたあたりで
毎年、毎年
同じことを考えている
自分に気付き
思わず苦笑した。