窓の薄明かりに
ぼんやりと
コントラストを描く
見慣れた天井を
眠れないまま
見上げていると
色々な疑問と
微かな不安が
僕に降ってくる
気軽に誘って
談笑する相手もなく
僕を必要とする人は
日々、遠のき
自分が
不要なものへと変わる
ネットで話す
たくさんの優しい人々も
僕の元を離れていくのは
時間の問題だと
根拠もなく、憂う
父が余生に入る頃
きっと彼は
家族も孫もある
弟を一番に支援し
或いは
頼ることだろう
もし
食べていけなくなったら
覚悟を決めて
家を旅立とう
そんな焦りと
生ぬるい
柔らかな覚悟は
日々、深まるばかり
空虚感と焦燥
今回のウツは相当
深くまで落ちたな。