不調の隙間に
針を差し込むように
山となった雑務を
片付けていく
投げやりな気持ちが
ほんの少しの
後ろめたさを漂わせ
そして
同時に、僕は
例えようのない
虚しさに包まれる
ああ、煩わしい
数秒おきに
深い溜息を吐くことも
明日や、明後日や
来年やこれからの人生に
怯えて苛々することも
何もかも、もう
限界ではないかと
割れた爪を見て
思った。
Wish You A Happy Life
降り積もる 雪に未来を 踏む私
不調の隙間に
針を差し込むように
山となった雑務を
片付けていく
投げやりな気持ちが
ほんの少しの
後ろめたさを漂わせ
そして
同時に、僕は
例えようのない
虚しさに包まれる
ああ、煩わしい
数秒おきに
深い溜息を吐くことも
明日や、明後日や
来年やこれからの人生に
怯えて苛々することも
何もかも、もう
限界ではないかと
割れた爪を見て
思った。
半ば無理矢理に
早起きをする休日
ベッドの運び込みに備え
邪魔なものを移動し
掃除機をかけて
スタンバイした
予定では
業者さんは 12時以降
夕方までに来るはず
デスクの上が山積みになって
何が何処にあるか分からないので
早く来てもらって
片付けをしたい
食欲はあまりないので
昼はおにぎり
ああ、早く来ないかな。
夜への螺旋を
ゆっくりと、上る
乾いた心が
透明な寒気に毒される
泣いて、耐えて
失うことに慣れたら
今度は、孤独でいることに
耐えなければいけない
どんなに 「ひとり」 が
喉元に刃を突き付け
脅してくる時も
螺旋は
上ることしか許されない
まやかしの勇気で
取り留めのない希望で
「眠る」 という気休めを
あと何回、僕は
繰り返すのだろう。
徹夜のまま
今日は父と二人
新しい椅子とベッドを探しに
走り回ってきた
帰ってから組み立てた
新しい椅子は
肘掛け付きで
結んだ後ろ髪が
背もたれに当たるくらい
大きな椅子
大きさだけで言えば
まるで重役みたいだ
ベッドは明日の昼に
運び込まれる予定なので
明日は午前起き
もう何十時間
起きているんだろう
今、寝たら
何時間
眠りこけてしまうんだろう
ちょっと不安。
テレビを付けなくても
この冬一番の冷え込み、と
言っているのが分かる
そんな風の中
モスで以前食べて
まるでカツカレーのようだと
密かに絶賛していた
カレーのハンバーガーを
テイクアウトする
お昼頃に昼食をとると
どうしても
すぐ夕方になってしまう
一日が終わるのが
少しだけ早くなる
それよりも
ビタミン関係と
ダイエット系サプリが
無くなりそうなのが
大問題
なんだけれど。
いつもなら
お腹が空いてもいい頃
なのに
今日は全く空いていない
乾燥のせいか
少し、咽が痛くて
でも、部屋の湿度は
それほど低くもなくて
朝が来る前に
眠ってしまいたいような
眠れるかどうか
不安なような
複雑な気分
クスリを飲んだら
野にも山にもなる、か。
肌に合うということで
すっかり愛用となった
資生堂
エリクシールシュペリエル
化粧水は
「しっとり」 で 3本目
乳液はまだ 1本目で
「しっとり」 を使っているけれど
先日、BAさんと
かなり話し込んで
この冬は 「さっぱり」 で
乗り切ろうと決めた
乾燥肌というよりは
皮脂もそれなりにあるので
触感のサラサラ感が
とても魅力的な
「さっぱり」 にした
色々と選んでも
顔も洗えない体調では
どうにもならないけれど。
迷走する日々の中で
僕はピエロになった
ピエロはいつも
孤独だけれど
人々を笑わすことだけが
その存在意義であり
「自分」 というものは
存在しない
ただ、生きるため
時間を前へ進めるために
戯けた仕草で
大げさな芝居を打つ
気がついた時
僕の周りには
もう誰もいなかった
だから僕は
夜毎、泣きながら
ピエロになりたいと思い
ついにそれが
実現へと走り出した
さあ、幕開けだ
今夜も最高のショーを
ただ、生きるために。
二度寝して
目が覚めた昼過ぎ
とりあえず食事だ、と
洗い物を済ませ
保湿も怠らず
寒気舞う街へと
繰り出した
今日の昼食は
ホッドドッグにハンバーガー
最近、やたらと
辛いものが
食べたいと思うけれど
どこか悪いのだろうか
なんて考えつつ
特大のアイスコーヒーを
一緒に注文した
人もクルマも
夏よりずっと少ない気がする
気のせいかな。
聞き飽きた曲を
何十回と流しながら
紅茶に口を付ける
明日は、月曜日
その次は、火曜日
日々、張り合いを失し
アイデンティティすら
曖昧になっていく日々に
特効薬は無い
自分ではそれほど
我が儘でも贅沢でも
無いつもりだけれど
誰かに
愛されたいと、思う
殺伐と、している
生活も、心の中も。