この連休
弟たちのペースに合わせて
寝起きしようとしていたら
すっかり朝型の
起床時間になってしまった
いつまで続くか
分かったものではないけれど
たまには朝起きるのも
気分がいい
今日は銀行に郵便局
あとはどこを回ろうか
なんて考えていたら
結局どこも行かずに
また一日終わりそう
蝉の声が聞こえる
夏の空は
見上げるほどに高くて
「元気を出そうよ」 と
言っているように
僕の目に映った。
Wish You A Happy Life
降り積もる 雪に未来を 踏む私
この連休
弟たちのペースに合わせて
寝起きしようとしていたら
すっかり朝型の
起床時間になってしまった
いつまで続くか
分かったものではないけれど
たまには朝起きるのも
気分がいい
今日は銀行に郵便局
あとはどこを回ろうか
なんて考えていたら
結局どこも行かずに
また一日終わりそう
蝉の声が聞こえる
夏の空は
見上げるほどに高くて
「元気を出そうよ」 と
言っているように
僕の目に映った。
弟一家が
関東へ帰って行った
たくさんの人の声が響く
賑やかな時間が
あっという間に
静かで何も無い
ごく平凡な日常に戻った
僕は甥っ子からは
友達だと思われているらしく
ただ、子供レベルになって
自動車を走らせたり
駒を回したり
彼を空中高く持ち上げたりして
遊んでいれば
良かったわけだけれど
弟夫婦は親として
叱ったり、世話をしたり
時には泣いた彼を
宥めたりしなければいけない
自分が食事をする暇もない
子供が欲しいと
何度も思った
自分の子供と遊べたら
どんなに楽しいかと
思ってきたけれど
ある程度の年齢までは
育児にとても手がかかる
大変なことなんだと
改めて、気付かされた
しかし
連日一日中遊び回って
泣いたり笑ったりして
まったく疲れた様子がない
甥っ子は
あの小さな身体の
どこにそんなエネルギーを
蓄えているんだろう。
ふと
学生時代の
友人たちの消息を知りたくて
検索エンジンなどで
何人かのサイトなどを
一巡りして、閉じた
子供ができた人
結婚して新婚旅行に行く人
誰もが年相応に
変化してきているようだった
けれど僕の時は
退職願を出した
あの日で止まっている
幸せはねだるものではなく
勝ち取るもの
分かってはいるけれど
出来ない立場もある
無理な人種もいる
運命というものが
本当に働いているとしたら
僕は何年か後
また 「変わる」 のだろうか
変われるのだろうか
そんなことを
ゆっくりと考えながら
発泡酒の空き缶を
そっと机に置いた
時間が、足りない。
盆休みということで
弟一家が帰省してきた
1歳半になる甥っ子は
会うごとにどんどん成長して
前に会ったときは
敷居の段差で躓いては
大泣きしていたけれど
昨日は六畳間で
ビーチボールを蹴って
二人で大爆笑しながら
サッカーをできるほどの成長ぶり
夕食の席では
大人だけ
缶ビールで乾杯をすると
「んぱーい!」 と
何度も叫びながら
自分のお茶のコップを
僕に向かって突き出して
僕の飲みかけのビールと
何度も何度も
乾杯をするたびにご満悦
とても1歳半とは思えない
子供というのは何か
大人を引き寄せる力がある
そう思った
昨日、ハイハイで彼を
追いかけ回して遊んだら
気付かないうちに
自分の両膝が擦り剥けていた
それほど夢中になってしまう
本当に不思議で
理屈抜きに、楽しい
ただ一緒に寝転ぶだけで
身体を揺らしてみせるだけで
二人で声を立てて笑いあえる
これが
究極のコミュニケーションだ
きっと。
気が付けば
後ろばかりを見るように
なっていた
意識せずに
何もかもを失したような
喪失感を
味わっていた
失したものは
確かに多いかも知れない
前だけを見て
突っ走れるほどには
若くないかも知れない
けれど
何もかもが駄目だと
決めつけてしまうのは
違うんじゃないか
自分をもっともっと
大切にしないと
誰のことも
大切にできるわけがない
焦りばかりが募る。
この歳になって
2年近く恋愛から離れ
世の女性たちが
まるで受験戦争のように
安定収入のある男を
ターゲットに恋愛をして
結婚した女友達は
別々の学校に進学したように
すっかり疎遠になり
女性というものが
ますます分からなくなった
恋の駆け引きならば
経験からできないこともない
けれど彼女たちは
結婚と子供を産むこと
そして、家庭を支えられる
安定した収入のある男を
探すことしか
頭にないように感じる
気遣いだってできる
誰より真摯に付き合える
他の人に無いものも
きっと僕の中にある
男の価値が収入だなんて
楽な結婚をするから幸せだなんて
僕は認めない、絶対に。
誰も出ない家電に
主治医からメッセージが
入っていた
クスリの血中濃度が
上がり過ぎているので
飲む量を少し減らしてくれ
ということらしい
ミリ数でいくと
一日三回を、二回に
減らす計算になる
つまり今日は
朝と昼の分を飲んだから
夜は飲まなくてもいい
ということだけれど
ついつい習慣で
テキパキとシートをちぎり
夜も
飲んでしまいそうな気がする
血液検査で
主治医から電話なんて
何年ぶりだろう
この夏は、猛暑と言い
何かとハプニングが
多い気がするな。
結局、昨夜も
徹夜になってしまい
朝方から
少し寝ようと思ったら
目が覚めたのは
夜の 9時
しかも
視聴予約していた
番組があり
テレビの電源が
突然入ったその音で
びっくりして
飛び起きるという
最悪の目覚め
それでも
きっちり番組は見て
夕食のパンをかじる
もう一回寝たいな
そんな気分が付きまとう
夏はいつでも
アンニュイな空気
明日も歯医者だ。
三十路を過ぎて
ここ一年と半年ほど
今まで
気にもしなかった
自分の
社会的な境遇ばかりが
目に付き
友人を羨ましいと
思ってばかりになった
誰が結婚しただとか
子育ては大変だとか
自分とは 「違う世界」 の
話ばかりが飛び交う
そこまで行かなくても
決まった恋人がいる人は多い
そこへ来て、僕は
現実に甘んじながら
将来の目標、夢、野望
そのすべてを
徐々に失いつつ
孤独感と
将来への期待薄という不安に
押し潰されそうに
なっている
成功すると信じない人生に
成功は訪れない
マイペース
時期が巡れば何か動き出す
そう
こんなときこそ
マイペースで行こう。