アレルギー性鼻炎か
冬の寒さのせいか
目を覚ましてからずっと
鼻水が止まらない
仕方なく鼻をかむけれど
だんだんそれも
面倒になってくる
時々、鼻水が詰まると
プールで
溺れかけたような感覚
大人になって
ジムのプールでなら
何キロでも
泳ぎ続けられるように
なったけれど
この
鼻に水が詰まる感覚だけは
いくつになっても
慣れない
自分の鼻水で
溺れる人なんて
いないだろうけど。
Wish You A Happy Life
降り積もる 雪に未来を 踏む私
アレルギー性鼻炎か
冬の寒さのせいか
目を覚ましてからずっと
鼻水が止まらない
仕方なく鼻をかむけれど
だんだんそれも
面倒になってくる
時々、鼻水が詰まると
プールで
溺れかけたような感覚
大人になって
ジムのプールでなら
何キロでも
泳ぎ続けられるように
なったけれど
この
鼻に水が詰まる感覚だけは
いくつになっても
慣れない
自分の鼻水で
溺れる人なんて
いないだろうけど。
一度出てしまえば
という
安直な発想のもと
昼間に
気力が尽きて
回れなかった場所を
夜になってから
もう一度訪ねる
「面白そう」 だと
思うものはあっても
面白いとか欲しいとか
心から思えるものは
あまりなくて
手ぶらのままで
ハンバーガーをかじり
僕は帰宅した
それにしても
異常なほどの寒さ
冷蔵庫の中に
入っていたようだった
もう、当分
動きたくないな。
今日は何故か
早く目が覚めたので
トイレを済ませて
起きようと思ったら
足が言うことをきかずに
また布団に戻ってしまった
色々なことをしながら
小一時間、英気を養い
何とか起きたところで
一気に着替えて
外に出ると
電気屋さんで
新しい蛍光灯を買った
今度の色は
前のものと比べて
かなり暖かみのある
電球のような色
眠くなるかな
落ち着くかな
とても気に入った。
ベッドの脇に置いた
電気スタンドの蛍光灯が
今日は数回、明滅していて
それがいよいよ
頻繁になってきたので
じっと見つめていたら
蛍が光を失うように
パッと消えてしまった
僕は就寝前に
ベッドで色々なことをする
携帯やウォークマンや
電子辞書はいつも手元にあるし
充電ケーブルも引いてある
身体の調子が悪い時は
ノートPCも持ち込む
ただ、スタンドライトが
消えてしまったら
本を読むのに、困る
そんなことを思いつつ
蛍光灯が切れた瞬間を
思い出してみると
単なる 「消耗品の寿命」
なのだけれど
ひとつの 「生命」 が
終わる瞬間に立ち会ったような
寂しく複雑な気持ちになる
新しい電球を買えば
またスタンドは光るだろう
でも、何年もの間
就寝前の大事な時間を
分け合ってきた電球は
二度と、僕の影を
壁には写さない
無機物が壊れて
こんなに悲しいのは
初めてだな。
バナナと食パンしか
食べていなかったところへ
シュークリームに
野菜ジュース
カツ丼をかきこんで
一気に上がる血糖に
フワフワと視界が泳ぐ
今日は寒い日だった
自室の外の室温は
日が暮れると 16℃
トイレに行くのも
勇気がいる
温かくなると言ったり
寒い日が続くと言ったり
天気予報も頼りない
冬の終わりは
まだ来ないかな
まだだろうな。
末梢神経障害をおこし
触られている感覚も
熱い、冷たいという感覚も
何もない肩が
どういうわけなのか
ものすごく痒い
そして掻いてしまった結果
今はじゅくじゅくとして
出血までしている
人間の体というのは
つくづく不思議だと、思う
身体的な外傷には
子供の頃から強かった
「強かった」 というより
自分自身、無関心だった
というほうが
正しいのかも知れない
ちょっとした怪我は
止血しておけば治る
そんな感覚で生きてきた
けれど今回ばかりは
主治医に
診てもらうことに
なりそうな気配
先生
今度は皮膚科医ですよ
いや、外科医かな。
夕方まで
さんざん躊躇って
ついに決心した僕は
近所の銀行へ向かった
外は寒くて
小雨も降っていて
道を歩く人たちは
みんな、少しだけ
背中を丸めていた
2月半ば
まだまだ寒い日が
続きそうだな。
明け方の就寝前
枕元で
残り僅かになっていた
読みかけのエッセイを
一気に最後まで
読み終えた
あとがきを読みながら
解説を読みながら
大好きな飲み物の
最後の一口を
飲み干すような
切ない気持ちを
味わっていたけれど
いざ、読み終わって
しおりを最初のページに
ゆっくりと戻し
本を閉じると
何とも例えようのない
幸福感に包まれた
これが
「人の心に響く文章」 なんだと
目から鱗が落ちたような
気がした。
ゆったりとした速さで
僕の両肩や、指先を
一日が追い越していく
何も変わらないような
夜が始まって
明日もきっと
何も変わらないような
朝がやって来る
ここ数日で
何度か 「チャイ」 を飲んだ
懐かしい味がした
お湯を注ぐだけで
簡単に作れるチャイに
猛烈に
ハマっていた僕が
スーパーの一角で
悩みながら選んでいる姿が
ふと、目に浮かんだ。
右半身は
若干しびれが
残っているものの
ほとんど回復
日常生活で
困ることは無くなった
ただ、今度は
背中側
肩の湿疹の部分で
先日の大出血以来
大きな変化は無い様子
というより
背中側で見えないので
三面鏡でも
のぞき込むしかない
というのが
少し、辛い所
怪我をしているのに
その様子が確認できない
というのは
考えようによっては
かなり気になること
まあ、いいか
いつかは治るだろう。