Wish You A Happy Life
降り積もる 雪に未来を 踏む私


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安定と衝動

安定した関係や環境を切望している自分がいる。

同時に、安定しているその何もかもを
バラバラに壊してしまいたいと思う自分もいる。

この矛盾した二つの感覚を
同じ瞬間に、同時に感じることができるのは、

人間くらいのものかも知れない。

過食困難

午前 2時前

この深夜だというのに
急にコメが食べたくなった

ここしばらくは

酒の量も、食べる量も
半端じゃない

ストレス性の
過食症のようなものだと

自分では気付いているけれど
止められるものでもない

胃腸に来て
緩くなる分には

自宅にトイレがあるから
何も困らないけれど

うちの周りの店は
コンビニでさえ 1時で閉まるので

この時間帯に
何か食べようと思うと

吉野家まで行くくらいしか
ほかに思い浮かばない

さて、どうしたものかな

体重は プラス 3Kg
これもまた、大問題。

限界の後ろ姿

人間関係に振り回され
母の命日も近付く中

ウツがどんどん酷くなり

何もする気がしなくなる
自分に怯える

何を見ても楽しくない
誰と話すのも面倒で

もし
この部屋に棺桶があれば

その中で
音の無い静かな空間に

ただ、天井だけを
眺め続けていたい気分

安定剤と酒を
とめどなく流し込み

案の定
居眠りをしてしまったけれど

こんな 「気休め」 で
事態が解決するわけもない

まったく

厄介な病気と
共生しているものだと思う

精神的にタフな人は

どれほど周囲が
ゴタゴタしていても

平気なのだろうか

それとも
強く見える人も

タフそうにしているのは
人前だけで

本当は泣きたいような
夜もあるのだろうか

「憔悴」

それ以外に
適当な言葉が見つからない

疲れた
ただただ、疲れた

しばらくは
何も考えたくない。

情熱の隙間

勉学であれ、芸術であれ、恋であれ、
情熱と情熱の隙間には、ブランクがある。

そのブランクに、何をして過ごすかによって
次に訪れる情熱の七割程度は決まってしまうと言って良い。

変貌する僕

「勝手だね」

今までで一番頭にきた、と
軽率な僕の文章を責める

友達からのメールが

酒とクスリで揺れる視界に
突き刺さった

自分が話したいときは
時間構わず電話するくせに

忙しいときには
「自分の時間が欲しい」 と言う

昔、誰かにも
同じようなことを言われた

他の友達も

めったに本音を
語ってはくれないけれど

相当数の人は
僕に対して

同じ気持ちを
感じているのだろう

僕は、持病に影響され
健康な頃と比べると

確実に

「僕ではない何者か」 に
変貌してしまった

自分が粉々に砕かれ
ジグソーパズルのように

パラパラと
剥がれ落ちていく感覚

気配りを欠いた
メッセージのやりとり

友達に宛てた
一通のメール

友達は怒っただろう
がっかりしているだろう

悲しくなっただろう
辛くてたまらないだろう

腹が立っているだろう
呆れかえっているだろう

無意識の時間の中で
エゴに浸食される自分

もう、今の 「僕」 が
一体誰なのかということすら

見えなくなってしまった

僕はどこに行けば
何をして、何をしなければ

ここに存在していることを
赦されるのだろう

今、この目に映る何もかも
すべての人間関係が

怖くてたまらない

知らないうちに
気配りや思いやりを忘れ

薄汚れていく自分自身が
怖くて、卑しく思えて

たまらない。

幸せの原石

人は、理想とするものに
近づこうとすることで

幸せになった自分を想像し、
それを忠実に模倣しようとする。

だが、本当のしあわせというものは
理想でも想像でもなく、

今の自分の 「ありのまま」 の中に
散りばめられている原石のような

見つけにくいものであることが多い。

変わる自分、守る自分

誰もが違うものを与えられて生まれ、生きているのだから、

人生を変えたいからといって
我慢したり無理をしたりする必要は無い。

大切なのは、「変わっていかなければいけない」 部分と
「変えてはいけない」 部分

その両方をバランス良く見つめて生きること。

帰宅病

深夜
オーダーストップに追われて

小休憩のために
両手で大事そうに抱えていた

ドリンクバーの
コップをテーブルに戻しながら

ふと、考えた

楽しみにしている
遠足などのイベントが近付くと

いわゆる
「遠足病」 になってしまう

それなら

イベントが終わって
家へ帰る道程のそこここには

その内容が
楽しく、思い出深いほど

イベント前の
ドキドキした気持ちの

反対の気持ちが
待っているのではないか、と

数年ぶりに新幹線に乗り
東京へ出掛けて

普段とは

比べものにならないほど
よく歩き

動き回り
その上、睡眠不足の僕を

家まですぐそこの

しかも、閉店前で
お客さんもほとんどいないような

ファミリーレストランの
いちばん奥の

しかも隅っこの席に

隠れるようにして
座り込ませていたのは

まさに
一連の旅の名残を惜しむような

「帰宅病」 とでも呼べそうな
その感覚ではないだろうか

見慣れた自分の部屋が
まるで、知らない場所のように

しっくりと来ない感覚も
きっと、同じもの

それだけ自分にとって

楽しくて
良いイベントだったのだから

別に 「嫌な気持ち」
というわけではないかな

さあ、髪を梳かしたら
冷たい水でも飲もう

新しい朝が始まる。

N700 Series

今日から珍しく
数日かけて東京方面へ

スーツに、PC に
予備バッテリーに

デジカメに、充電器にと

さながら、出張のような
出で立ちだけれど

実際には
知人との会食であったり

カラオケであったり
買い物であったりする

毎日、父が帰るまで

一人きりで家にいる
僕にとっては

良い気晴らしになる

この際なので
新調したデータ通信カード

au DATA-01 の

WiMAX の動作確認も
してみたいのだけれど

新幹線の中では
何度試しても CDMA

首都圏に入れば
理論値公称 下り40Mbps が

どれほどのものか
確認できるだろう

昔、社員時代に

システム開発をしていた
オフィスに近い品川駅は

当時、工事中だったのに
今はもう新幹線が止まっている

品川まで行ってしまうと

病気に負けて
東京を背にした時の悔しさで

涙が出てしまいそうだから

今日も、これからも
品川駅で新幹線を降りる勇気は

出てこないんだろうな

それにしても
N700系、速いけど

こんなに横揺れ
激しかったっけ。

保留という決断

何かを 「できない」 と感じたとき、
それを諦めてしまうと自分の心に傷が付く。

一度きりしか決断のチャンスが無いケースを除けば、
殆どの事柄は諦めるのではなく、

「いつかまた」 という気持ちで 「保留」 するだけでいい。