ショパンのノクターンを聴いて
物憂い午後を過ごす
自分のしていることが
ただの 「無い物ねだり」 だと
自覚していても
自分だけが不当に
多くのモノを失っているような
錯覚に陥る日々
隣の学校には
昼休みの終わりを告げる
チャイムの音が響く
僕もどこかで
区切りをつけないと
自分が惨めになるだけで
そうと分かっていても
出来ない
自己嫌悪。
Wish You A Happy Life
降り積もる 雪に未来を 踏む私
ショパンのノクターンを聴いて
物憂い午後を過ごす
自分のしていることが
ただの 「無い物ねだり」 だと
自覚していても
自分だけが不当に
多くのモノを失っているような
錯覚に陥る日々
隣の学校には
昼休みの終わりを告げる
チャイムの音が響く
僕もどこかで
区切りをつけないと
自分が惨めになるだけで
そうと分かっていても
出来ない
自己嫌悪。
外は雨
また、のぼせたように
悪寒が酷くなってきたので
暖房を強めに入れる
問題の昼ごはんは
どうすりゃいいんだ
食べに行くのは面倒くさい
作るのはもっと面倒くさい
というか
食べることそのものが
面倒で仕方ない
一人突っつく食事に
味も楽しさも
あったもんじゃ
ないだろうに。
人生には
二つの時期がある
手に入れる時期と、失う時期
僕は若い頃
余りにも多くのモノを手にしてきた
そして今度は
まるで砂の城が崩れるように
一つずつ失う番だ
逃げ道なんて無い
強い波の前には、ただ無力で
崩れる城を眺めている
もう一人の僕の眼は
もう、色を失っている。
悪寒がして
咳が止まらなかったので
風邪薬と、眠剤を飲んで
強制終了
目が覚めたら夜
悪寒はなくなっていた
熱は計ってないけれど
あったとしたら、下がったんだろう
ここまで壊れないと
休めない自分は
やっぱり病んでると思う。
結局、手前に都合のいい所で
折り合いつけて絡み合ってる
人間なんてそんな生き物だろう
結局、こっちの都合も考えずに
無理難題を吹っかけてくる
自然なんてそんな生き物だろう。
母が入院した
医者も看護師もいるから
楽に過ごせるといいけど
退屈だろうな
まあ
酸素吸入しても
2mも歩けないんじゃ
仕方ないか。
また今日も
人が嫌いになった
また今日も
自分に対する歪んだ愛情で
自分を辛うじて保った
抜け出したい
抜け出せない
本当に必要な時
自分の傍には誰も居ない
分かってるよ
それくらい。
母の呼吸が苦しい
というわけで急遽病院へ
着替えさせて
鼻水を拭き取り
車椅子に座らせて
酸素吸入をしながら
靴を履かせて準備OK
一挙一動、ひとつももらさず
僕が子供の頃、母にしてもらったことだ
母の世話をするたびに
母親の偉大さが身に染みる。
こうやって
苦しみながら覚醒している間に
たくさんの人たちが
ぐっすり眠って休息をとっている
昼間にうたた寝でもすれば
悪夢に追い回されて寝汗まみれ
どこから狂ってきたんだろう
どこまで狂うんだろう。