Wish You A Happy Life
降り積もる 雪に未来を 踏む私


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記事一覧

愛される順序

男として、女として
この世に生まれてきたからには

まずは
同性から愛される人間を目指すべきだ

異性の愛情ばかりを求める人間は
決して人として大成することはできない。

沈黙の真意

頑なに沈黙を守る者と
対話はできない

対話する意志のない者と
和解はできない

沈黙の内に秘められた真意
それこそが相手の本音だ。

訣別への覚悟

同性であれ異性であれ
誰かを気に入ったり

好きになったりするということは

同時にその人と
いつか別れる覚悟をするということ

失う覚悟を背負った人間は
心から人を大切にできる。

虚飾に塗れて

人の矛盾を突き

返答に詰まった相手が
自己の非に言及せず

オブラートに包むような
体の良い訣別の文句を吐く

そんな苦い場面に
今日もまた立ち会った

異質なものを
受け付けない寛容の欠如

それは

まるで自分自身の潔癖主義を
責め立てるかのように

心の奥深くへと突き刺さる

切り捨てられたのか
切り捨てたのか

それすらも分からぬまま
流されてゆく人間関係

結局は誰もが

自分を一番かわいいと
思っているという盲信

僕はそんな穢れた世界を
許せるのだろうか

虚飾にまみれた世界で
許されて生きられるだろうか

人と人とのつながりは

時としてプラスに傾き
時にはマイナスへと傾く

均衡を保つ力と壊す力

その両方が求められていると
強く、感じた。

生かされる存在

人間は一人で生きているのではなく
大勢の他者に生かされている存在なのだから

自らも他者を生かす努力をする
責務を負っている

人を生かすことのできない人間に
自分を生かすことはできない

人を愛することのできない人間に
人から愛される資格は無い。

オーバーキャパシティ

自らのキャパシティを超えて
人間関係を広め

周囲への対応に追われる人間と
つながりを持つ価値は無い

自分に関わる
すべての人の一挙一動に目を配る配慮

それを態度で示せない人間は
闇雲に交友を広めるべきではない

これはスタンスの問題ではなく
自分に関わるすべての人に対する

誠意の問題だ。

激動の一週間

昨日
動かない身体を動かし

免許の更新へ
電車に揺られて出かけた

短時間の講習を受け
ゴールド免許を受け取る

これでしばらく
更新に行く必要は無い

そう思うと毎度ながら
地味な嬉しさが込み上げる

年始最初の受付
しかも日曜日だったが

受付の方の
迅速な対応のおかげで

さほど待たされずに終了

父とファミレスで
ステーキを頬張り帰宅

JCBクレジットカードの
審査も通った

明日は診察日

今週は何もかもが
目まぐるしく動き続けている

どこまで身体が持つのかな

今週をやり切れば
あとはのんびりできる

そのはずなんだけれど

久々に乗る
電車からの景色は

冬色に染まっていた。

第三の視点

誰かの意見や情報に
賛同することは容易い

表面的な矛盾を突いて
反対することもまた容易い

難しいのは
賛成でも反対でもない

第三の視点から
身の回りのすべてを観察し

真相に迫る姿勢だ。

忘れ去られる偽悪者

新年を迎え
37歳の誕生日を前に

ひとり、自らに問う

自分の弱さを認めるため
怠惰な姿態を繕うため

ずっと被り続けてきた
偽悪者としての顔を捨て

これから僕は
どこへ向かっているのだろう

鳴り止まない耳鳴りと
鈍い頭痛のその奥に

真実は潜んでいる

真っ直ぐに生きること
憎まれても笑みを絶やさないこと

すべての人間関係と
自分自身を愛すること

そのすべてが叶う日は
まだまだ遠い先にある

回らない頭で
机上の空論を振り回す僕に

現実との対峙は
一切の猶予なく襲いかかる

逃げ場なんて無い
最初から、無いんだ。

選択という決断

乗り越えられない出来事に
遭遇したときの正しい決断は

妥協することではなく
選択すること

何かを諦めたという事実は
後悔につながるが

敢えて他の道を選んだという決断は
決して後悔にはつながらない。