Wish You A Happy Life
降り積もる 雪に未来を 踏む私


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記事一覧

生きて

母の状態が良くないと
病院から父に連絡があった

点滴を打ちたいが

血小板が少なすぎて
針を刺すのが躊躇われるらしい

体力勝負できる歳ではないけど
何とか持ちこたえて欲しい

生きていて欲しい。

stop the time

どこまで歩けるだろう
いつまで歩いていられるだろう

喪くした自信、自責の塊
シンクロしてるカラダの不調

もう、止まってほしい
何もかも動かないでほしい

「未来は変えられる」 なんて
社交辞令は飛ぶ

けれど

逆らうことなど
到底できないほど

大きな、大きな力に流されてる時

そんなに暢気なことが
言っていられるだろうか

悪夢のように
何もかもが悪い方へ流れている

もう、止まってほしい。

大ウツ

布団にくるまって
何もしていなくても

鼓動が速く打つのが分かる

続く緊張のせいか
ここ暫くはウツが深い

一日中寝ているのに
こんなに疲れるものだろうか

参った。

朝の食卓

空腹に耐えかねて
起き出してみた

テーブルには
パンが一枚、バナナ一本

こうして
何の会話も無く始まる一日が

どうしようもなく空しい

一人で生まれ
一人で死んでいくのに

理由はいらないけれど。

角度

好きでいることと
愛していることは、違う

妥協することと
価値を認め合うことは、違う

平和に見えることと
平和の中に居ることは、違う

悲しいと訴えることと
声をあげて泣くことは、違う

何もかも忘れてしまってる
何もかも知っていたのに。

雪の降る町

今日、僕の町には
雪が降ったらしい

らしい、と書くのは

朝も昼も夜も
僕が眠りっぱなしで

カーテンなんてものは
年に数回しか開けないからで

開けたとしても
磨りガラスのせいで

雪が降ってるかどうか
分からないからだ

そう言えば

布団の中でも
身震いしてたな

そうか、降ったのか。

chance

チャンスを生かす

という言葉
昔から納得がいかない

チャンスの風というのは
いつも

過ぎ去ってから気付くもので

それをつかまえて
さらに生かすだなんて

凡人にできることではない
と思いながら

大方、チャンスを殺してきた
けれど

何となく
「風に乗れてる感じ」 って

確かにあるよなあ。

布団

こんなところで
ぬくぬくと生きていて

いいのかな、僕。

倦怠感

起きたばかりなのに
カラダが抜けるほど怠い

何もしたくない
ただ、寝ていたい。

シャキシャキ

今日も
笑わなかったな

パスタを受け取るときですら
愛想笑いも出なかった

腐ってる

そう
心の中が腐ってる

もっと鮮度のいい
シャキシャキの心でなきゃ

幸せは
掴めないのに。