Wish You A Happy Life
降り積もる 雪に未来を 踏む私


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記事一覧

美しい黒髪

一晩だらだらと飲み歩き
一人で焼肉を食べ

わざわざ
遠方から来てくれた友達の

ビートルみたいなクルマに便乗して
ファミレスとカラオケ

英語アリ韓国語アリ
国際色豊かだな

キレイなものに包まれて
ひとり壊れる夜

安定剤

そんな生温いものでは
もう止められない。

声を届けて

誰か来て
何でもいいから話を聞かせて

そう思うことが

世界一贅沢な
無理難題だと

思い知らされる夜

誰の声でもいい
叶うものなら

あたたかい空気の中に
眠りたい。

壁と静寂

少しだけウトウトして
目を覚ました天井

部屋はいつもと変わらず
でも、少し散らかっていて

携帯の着信はナシ

気味が悪いほど
静まりかえった部屋で

壁にもたれて
一日の早さを思う

気怠い。

言葉遊び

収まらない気持ちを
収めなければいけない夜

不安定な気持ちを
紛らわすためだけに

ただ文字を見つめ
単語を入れ替えては

駄文を書き続ける

文章が整えば整うほど
乱れてゆく心の中

ふと
一人になりたいと思った

この世界からの解放

どうして人は
こんな苦しい世界の中で

笑いながら、泣きながら
生きられるのかな。

あたたかい風

解熱剤と
抗生物質をもらって

夏風邪は少しマシになった

とは言っても
頭痛が少し和らいだだけ

日が沈んだ後

バイクでのんびり走った道には
生ぬるい風が吹いていた

夏は嫌いだけれど

日が落ちて涼しくなった町は
少し優しくて少し気怠くて

そして
あたたかく見えた。

40%未満の現実

誰と話すでもなく
無機質に液晶を眺めていると

不意に襲う頭痛

手遅れだ、クスリが無い
そんなことを曖昧に考えるうちに

痛みなどどうでも良くなり

デジタル時計の
湿度表示と睨み合う

40%を切った

乾燥した頭で考えるのは
やっぱり乾燥した現実

何処へ向かっているのか
分からなくなってきた。

時計、回る

昨日の疲れと
緊張の反動が

見事に来た

二度寝しただけで
あっという間に 18時

なんだかなあ

知らぬ間に一日過ぎた
いつもと同じ部屋は

昨日とは少しだけ
違うニオイ

コーラがぬるい。

思い上がり

真っ暗な部屋で
ペットボトルを転がして

ベッドにもたれたまま

見えない秒針を
耳だけで探した

誰かの相談を
手当たり次第に受けては

ひとつ解決するたび
自分も軽くなれた、なんて

狂気じみた思い上がり

温い水が
泣き喚く胃に流れて

夜が明けそうだから
息が詰まって

現実とコンクリートの間で
押し潰された僕は

何処へ行けば
赦されるのだろう。

即席カメラマン

弟の挙式は
爆笑と拍手の中

無事に終わった

式の前に控え室で
弟からデジカメを渡され

「もう持ってるよ」 と言ったら
「じゃあ、2台両方で撮って」 と

過酷な任務を命じられる

そして

式の間から食事中まで
必死で走り回り

フラッシュを焚きまくった

折角のステージなんだから
式ぐらいゆっくり見ていたかったけれど

これでいいんだと思う

二人の思い出作りの手伝いが
出来たんだから

さて、また退屈な日常に
戻るとするか。

不屈の徹夜明け

昨夜は緊張と興奮で
眠れなかった

仮眠、3時間
酒が付いても何とか行ける

移動は電車ではなく
父の運転で

クルマだから何とかなる

色々な人の結婚式に
招待されたけれど

身内の結婚式が
こんなにも緊張するなんて

知らなかった。