いつも通りの遅い朝
携帯を睨んで
読み物に飽きたら
布団から飛び出て
バナナを囓る
17時を回っている
今日も一食だ
まあいいか。
Wish You A Happy Life
降り積もる 雪に未来を 踏む私
いつも通りの遅い朝
携帯を睨んで
読み物に飽きたら
布団から飛び出て
バナナを囓る
17時を回っている
今日も一食だ
まあいいか。
起き出して
時計を見ると
19.0度
普段は 21度前後に
保っているので
かなり寒く感じる
そろそろ
温かくなっていくか
もうすぐ、4月だな。
クスリさえあれば
なんでも叶うと
文明大国が嗤う
どんなクスリにも溶かせない
痛みは、ある
いつの日か襲う痛みに
耐えられなければ
僕も彼らと同じ
真っ白な 「モノ」 になる。
抱えている問題を
意図的に顕在化して
その一つ一つに
考察と最良の結論を
与えていく作業は
ひとつ誤れば
自分もその問題の渦に
取り込まれ
溺れてしまう危険がある
だからといって
何かしら問題がありそうなのに
見て見ぬフリは出来ない
この性格が
幸せを運ぶとは思えないが
じっとしているよりは
ずっとまし。
目が覚めてしばらく
布団でニュースを読んでいたが
そろそろ夕方なので
一度起きることにした
冷凍たこやきを
レンジで回す
焼いて凍らせて解凍して、と
無茶苦茶なことをした割には
そこそこおいしい
クスリを飲んだら何をしよう。
今夜の紅茶は
アールグレイにベルガモット
リミックスを聴きながら
気分転換したり
努めて
平静で居たりする
やがて
今夜が明日に変わり
夜が明け方に変わるのは
毎日のこと
けれど
お腹の調子が悪かったり
出歩いたから疲れていたり
いろいろあるな
まだ火曜日か。
今夜はポッキーが無い
毎日、何かしらの
お菓子を食べているうちに
食べない日が
寂しく感じるようになった
でも、フリスクがある
お気に入りは
ベリーミント
これも最後の一個
ケチらずに
一気に食べてしまおう。
好きな音楽を聴きながら
深呼吸をする
ここしばらく
色々なことがあって
色々な事を思った
楽しくもなり
不安にもなった
でも本来はそれが
「生きる」 ことそのものだと
未だに実感できない
健康な人との間に
隔たりを感じるのは
例えばそんな時。
昨日は
不安と焦燥の中
息を押し殺すようにして
ウトウトと細切れに眠った
夕方、起きてみたら
クスリが効いているのか
胸が少しざわつくものの
不安も焦りも感じなくなった
沸き起こった不安に
何の答えも与えられていないのに
オブラートで包んだように
霧がかかったように
見えなくなって
消えていくという感覚が
あまり好きではない
何事もはっきりさせないと
気が済まない性格も
治療には仇となるか。
「おやすみ」 を言った後
惰性で読み物をしていたら
不安と焦燥が
津波のように押し寄せてきた
急遽、安定剤で凌ぐ
不安の種など
生活にゴマンと溢れているのに
突然襲う情動が恨めしい
何が不安なのか
あるいは原因など無いのか
自分でも把握しきれない
少し泣いたら
また、いつもの僕に戻ろう。
