Wish You A Happy Life
降り積もる 雪に未来を 踏む私


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この星にある「何か」

とりとめのない空虚感が
じんわりと

エアコンから漏れている

僕のいちばん苦手な時間帯は
通り過ぎた

今夜はクスリを飲んでも
眠れる気がしなくて

ブックマークをしては
溜まっていく一方の読みものを

漫然と消化していた

秒針の音はゆっくり響き
じっくりと聴けば

加速しているようにも聞こえる

光らない携帯
生温く部屋と同化した

ペットボトルの水

大切なものが何かを分からずに
「何か」 を大切にしたがっている僕

こうして
ゆっくりすれ違い離れていく

惑星と僕の距離。

にわかに秋めいた朝が
早く見たい。

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