Wish You A Happy Life
降り積もる 雪に未来を 踏む私


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哀しい色

見慣れた暗闇は
気のせいか

少し哀しい色に
くすんで見えた

僕はゆっくりと
天井の中心に向かって

左手を翳した

この天井さえなければ
僕の瞳には

月が映っていた
かも知れないのに

栓無いことを考えては
失速する気持ちに

自分で
拍車を掛けながら

そんな自分が嫌いだ、と
思った。

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