眠りから 目覚めて
メールを 追う目に
一言 おめでとう
時間が 止まった
短くて 味気ない
不器用な メールが
いつもより 温かい
返信を惑う 指が震えた
私の命を 私より大切に
思ってくれる 貴方がいるから
私は 私を 大切にできる
拙い自分を 愛してゆける
心から ありがとう
伝えたい 返事を
綴っては 消しながら
貴方の 優しさに
恥じない答えを 一人探した
支えられて 生きる
その意味を 教えてくれた
貴方にも 伝えたい
生まれて きてくれて
私と 出会ってくれて
心から ありがとう。