笑いと笑いの、隙間
楽しさと楽しさの、隙間
まるで空白のように宙へ浮いた
「ひとり」 の時間
以前から
漠然とした孤独や空虚は
感じていたものの
ここまではっきりと
「ひとり」の時間と、「それ以外」が
心に打ち込まれる感覚は
いつ以来だろう
もしかしたら
初めてのことかも知れない
秒針の進むスピード
変わらないデジタル時計の表示
届かないメール
一人きりのコンクリートの箱に
単調に響き渡る空調音
何から何まで
意識するほどに苛々が募る
「まどろっこしい」
そういう言葉を使えば
適切なんだろうか
良いことも悪いことも
それ単体ではやってこないから
プラスの変化があれば
マイナス要因が伴うことは
理解していても
やはり、心は痛む
微熱続きの身体も怠く
今は休むべき時だと
分かっていても休めない
神経の不調ぶりに
重ねて苛々する
こんなことでは良くない
安定剤で、整えよう。