夕べ
眠剤で寝ぼけて
随分と情けなく
みっともない愚痴を
友人に送ってしまった
その愚痴について
僕は誰にも、一言も
責められてはいない
けれど
自分の中に
どれほどの不満と
コンプレックスの塊が
汚泥のように
堆積しているのかと
ひとり
不甲斐ない自分を
責めた
今日はクリスマス
誰もが笑顔になる日
そんな時に
自己嫌悪に
押し潰されているのは
僕くらいのものだろう
人を愛する
ということの始まりは
自分を愛すること
たとえ、無理だとしても
今より少しでも
自分を好きになれたら
誰の支えもない
孤立した、この空間で
僕は
鼻まで布団にもぐって
少し、泣いた。