Wish You A Happy Life
降り積もる 雪に未来を 踏む私


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冬服

生暖かい風が
いつの間にか冷たくなり

朝の冷え込みが
一段と激しくなって

道を歩く人たちが

軽い上着を
羽織るようになった

学生たちは冬服

いよいよ
僕の好きな冬が来る

今年は
自然災害の多い年で

自然の持つ
荒々しい力強さを

これでもかというほど
体感してきた

けれど、僕は

音も無く静かに
透き通る雪を降らせる

静謐な自然も
このセカイにはあると

よく知っている

降り積もった雪に
一歩を踏み出すとき

僕は、希望を踏む

毎年、毎年
いつの日か僕が

本当のしあわせに
包まれる日まで。

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