Wish You A Happy Life
降り積もる 雪に未来を 踏む私


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夢の中へ

少し前まで
眠りに就くときには

このまま二度と
目が覚めなければいい

そう思っていた

最近では

別々の道を選んで
人生のある地点から

二度と
顔を合わせていない

いろいろな人に
夢で会いたいと

しきりに考える

けれど
それは自分が

相手との記憶を
辿ってみても

納得のいかない

あるいは
変えることのできない

数々のことを

夢によって
補償され

論理的に
正当化されることを

ただ

望んでいるに
過ぎない

そんな気がする。

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