相変わらず
僕の周りは
人の出入りが激しい
誰かと知り合ったり
それなりに話をした人が
去っていったり
こんなときには
自らの
人間関係に対する姿勢を
もっと言えば
生き方そのものを
考え直す必要がある
そのことを
僕に気付かせるかのように
夜の雨は
カミナリを大きく鳴らして
盛大に降っていた
別れることが怖ければ
出会うことなんてできない
愛されることが怖ければ
愛することなんてできない
ただ
怖いだけなんだと思う
傷口を抉られるように
ひとつ、またひとつと
何かを失っていくことが
相変わらず
甘くて、弱いな。