また今日も
生きてしまった
そんなことを思い
落胆とも
後悔とも言えない何かで
心が満たされ
その直後
漠然とした哀しみが
心を焼いた
人との付き合い方を
知らない僕は
良好な関係を
築けると感じた端から
その関係を壊して
日々、孤立を深める
この世界には
特に、今のこの国には
僕よりも器用に
上手に生きることのできる人が
溢れかえっている
そんな中
何に不自由することなく
また
一日生き延びたことに
何の意味があるだろう
意味ぐらいは
あるのかもしれない
けれど
生きる意志のない者に
生きる資格は
無いような気がする
明日も雨か。