「眠れない」 という状態と
「眠らない」 という意志が
緩やかに飽和する未明
この星はゆっくりと
僕ひとりを乗せて回る
人間のいないところでは
ありとあらゆるものが
美しく、光り輝いて見えて
生活音に現実へと誘われ
靴音を聞くたび
クルマの
エンジン音を聞くたびに
ああ、また人間の中に
投げ込まれているのか、と
ウンザリしてしまう
漠然と、ただ
「どこかへ帰りたい」 と
僕は思う
それが一体どこなのか
過去であるならば、いつなのか
自分でも
まったく分からないけれど。
Wish You A Happy Life
降り積もる 雪に未来を 踏む私
「眠れない」 という状態と
「眠らない」 という意志が
緩やかに飽和する未明
この星はゆっくりと
僕ひとりを乗せて回る
人間のいないところでは
ありとあらゆるものが
美しく、光り輝いて見えて
生活音に現実へと誘われ
靴音を聞くたび
クルマの
エンジン音を聞くたびに
ああ、また人間の中に
投げ込まれているのか、と
ウンザリしてしまう
漠然と、ただ
「どこかへ帰りたい」 と
僕は思う
それが一体どこなのか
過去であるならば、いつなのか
自分でも
まったく分からないけれど。