Wish You A Happy Life
降り積もる 雪に未来を 踏む私


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命、輝いて

友達の飼っている
犬の調子が思わしくない

現在は
かかりつけの動物病院と

東大病院で
治療を受けているが

膵臓、肝臓、腎臓、CRP
あらゆる検査値を聞いた限り

予断を許さないほどに
とんでもない数字

無いコネで必死に
症例や治療法に関する

文献や論文を漁っても

何も手助けが出来ない自分が
もどかしくて、涙が出る

急性膵炎を起こしていて
PLIは測定不可能な値

腎臓のほうも
BUNが 100を超えている

しかも今日は CRPが
16まで上がったとのこと

複数の臓器が
限界ギリギリのようなので

どこか一点が崩れたら
ガタガタといってしまわないかと

とんでもなく不安になる

東大病院のほうの
主治医の先生も

経過はもう
その子次第としか言えないから

覚悟はしておくように、との
コメントを出したらしい

飼い主である友達はもちろん
病気のワンコも苦しいだろう

犬は飼い主を思い
飼い主は愛犬を思い

こんなにも引き合っている
大切な家族が

どうして悲惨な現実に
翻弄されていくのだろうと

理不尽に思えて仕方ない

生き物だから病気もする
いつか寿命だって訪れる

けれど今は、少しでも

二人の上に
幸せな時間が降るように、と

一心に祈る
祈ることしかできない。

コメント一覧

ゆちご  2010年10月27日(水)17時26分 編集・削除

つらいですよね・・・

nozomi  2010年10月27日(水)17時50分 編集・削除

>ゆちご

お気遣いありがとう

人間には知恵も知識も哲学もあるから、病気とか死とかいう
ものに対して、ある程度距離を持って考えられると思うんだよね。

だけど、動物の場合は、自分が弱っていくことを感じても
本能的にただ 「生きていたい」 と思うことしかできないだろうから

そのあたりが人よりも辛いだろうな、と思います。

ちなみに、患者のワンコは、今日は容態回復してきたようです
昨日入院して血漿やらステロイド、制吐剤等を輸血し続けて

BUN ↓、Band-N ↓、胃の内容物も流れているとのことなので
CRPの高値はおそらく、昨日のものが時間差で出ていて

炎症自体は治まりつつあるのではという感じです。

面会に行った飼い主さんも、今日は昨日と違って
家に帰りたそうにしていたとのこと

色々とどうもありがとうね。