Wish You A Happy Life
降り積もる 雪に未来を 踏む私


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冷たい壁

人から拒絶されることは

例えそれが
明示的な嫌悪感でなくとも

自信喪失に
大きな拍車をかける

いつもは
大の字になって眠るベッドも

今日は
タオルケットに巻き付いて

壁に埋もれるように
擦り寄って朝を待つ

このまま

誰も僕のことを
特別な存在として

つまり

恋人や伴侶として
必要とする人が居なければ

僕は寿命を待たず
自ら死地へ赴くだろう

生命として生まれた以上

この惑星に
未来へと続く人類の歴史に

生きた証を残せない者は
潔く去るべきなんだ。

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