間接照明が
足下を照らす部屋で
机に並んだ
空のペットボトルを眺める
淋しいようで落ち着いていて
嬉しいような哀しいような
不思議な気持ちになる
いま、この星の上で
起こっていることの全てが
僕とリンクしていると
強く、感じる
夜が明ければ
朝が来ることは知っていて
その朝も
今日と同じような朝
そんなことを思うと
生活に変化が欲しい、と
祈るような気持ちになって
その気持ちもすぐに
溜め息に変わってしまう
もっと、能動的に
もっと、感性豊かに
動かなきゃ駄目なんだ
自分から
そんなことを思いながら
眠気にさらわれる目は
どんな明日を見るだろう
楽しい時間が降ればいいな
僕にも、世界中の人にも。