人は必ず
幸せの上を通る
それが
たとえ一瞬だったとしても
長い年月だったとしても
そしていつか
その幸せな時間を振り返る
回想する時間は
楽しいものだろうか
それとも
辛いものだろうか
僕にとって
過去を思い出すことは
それが
人生を否定することだとしても
激痛でしかない
「幸せな今」 に基づかない
過去のストーリーは
どれだけ幸せに溢れていても
相対的には悲劇でしかない
こんな発想が
空虚感を加速していると
知っていても
止まらない、たぶん
幸せの真上にいる時だけ
調子のいい奴、か
軽い人間、だな。