Wish You A Happy Life
降り積もる 雪に未来を 踏む私


[ すべて表示する ]   [ 作品集サイトへ ]   [ フィード購読 (RSS) ]     
login

記事一覧

コンクリートに抱かれて

眠れない夜に

ベッドの上
壁に背を預けたら

だらりと伸ばした両腕の
間に髪を埋める

真っ暗な部屋に
絶え間無い雨音が

優しい

ふと手に掴んでいた
紅茶のペットボトルが

あてどなく床へ転がった

その様子が
あまりにも自分に似ていて

僕は曖昧に失笑する

愛されたい
何だって差し出すから

ナリフリ
構ってられないんだ。

コメント一覧