Wish You A Happy Life
降り積もる 雪に未来を 踏む私


[ すべて表示する ]   [ 作品集サイトへ ]   [ フィード購読 (RSS) ]     
login

記事一覧

逃げる背中

久々に
夜を話し込んで

耳に刺さるような
未明の静寂の中

いつものように
天井を見つめる

僕には見えていない

自分が、何から
どのくらい

目を逸らそうと
しているのか

ただ
逃げている自分の

背中ばかりが
鮮やかに見える

夜明けは近い。

コメント一覧