Wish You A Happy Life
降り積もる 雪に未来を 踏む私


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記事一覧

美しくて 醜い
人の 流れの中へ
大切な 思いをひとつ
抱いて 道を踏んだ

優しくて 厳しい
雪混じりの 北風は
私を 未来へと繋ぐ
希望の 匂いがした

貴方が いつかくれた
言葉の意味が 弱い胸に
強く強く 祈るように
何度も 吹き抜ける

歩けば 汚れるもの
生きれば 傷付くもの

躓いては 立ち止まり
道をゆく 私はいま
風の中を 人の中を
汚れながら 歩いている

雪の中を 愛の中を
傷付きながら 生きている。

初冬

雪を待つ君の背中に愛を知る

希望

希望を 見ました
貴方の 言葉に

未来を 見ました
貴方の 笑顔に

元気を 無くした
私の 手を引いて

歩く 貴方の
肩が 優しく揺れて

「大丈夫」

笑って みました
貴方の 真似をして

希望を 見ました
貴方の 言葉に

貴方の 眼差しに。

夏の恋

夏の恋秋冬過ぎて春の恋

     瞳の中に君を探して

透明人間

もしも 一度だけ
身体を捨て 心を捨てて
貴方の 未来へ
飛んでゆけるとしたら

もしも 一度きり
記憶を捨て あの日を捨てて
貴方と どこかで
すれ違えるとしたら

会いに行くよ 透明になって
白む空へ 祈りひとつ持って

私よりも 幸せでいて

飛んで行くよ 透明なままで
想い出も 愛情さえも超えて

いつよりも 豊かに生きて

もしも 一度だけ
今を捨てて 浅い眠りに
貴方に ひとこと
伝えられるとしたら

会いに行くよ 透明になって
笑顔纏い あの日の姿で

貴方より 貴方らしくいて。

二人の日々

もしも貴方が 消えて
一人で空に 向かって
大きな声で その名を呼んで
罪のない涙を 流したら

もしも私が 消えて
貴方ひとりが 残って
それでも今と 変わらぬ日々が
ただ蕩々と 続いたら

幸せは ここにあるよと
それでも 夏空は光るかな

柔らかな手を 延べては笑う
二人の日々が 永遠になる

希望なら 許しなら
いつも貴方の言葉に 宿っていた
これ以上 何に甘えて
私は貴方を 汚すのだろう

安らぎも 温もりも
与えられるままに 手にしてきた
これ以上 何を求めて
私は私を 汚すのだろう

ふらり笑う 青い空に
二人歩く 夏の午後に。
 

門出

去る人を旅立つ人と読み換えて

     ただひたすらに幸を祈らん

慕情

徒に微笑む君の影踏みて

     不意に涙と慕情沸き立つ

静かな恋

静かな 恋でした
貴方が 好きでした

ときどき 振り返る
その目が 大好きで

何度も つまずいて
心配 させました

夕暮れ 狭い道
貴方と 手をつなぎ

歩ける 川沿いの
日向が 好きでした

貴方が 泣いた日に
私も 泣きました

人知れず 手放した
自分を 責めました

静かな 恋でした
貴方が 好きでした

誰よりも 好きでした。
 

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