Wish You A Happy Life
降り積もる 雪に未来を 踏む私


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記事一覧

自己嫌悪

他人を嫌ったり憎んだりするのには限度があるが、
自己嫌悪というものには限度が無い。

自分のことを嫌うと、それは生き続ける限り
背負っていなければならない大きな荷物になる。

だから、自分が周りの誰より劣って見えたとしても、
卑屈にだけはなってはいけない。

夢の本質

夢は実現することが大切なのではなくて、
持っている状態そのものに意味があるのだと思います。

夢があるということは、希望があるということ。

希望があるということは、人間が人間らしくいるための
最低の条件だと思うのです。

迷い

迷うこと、悩むことができるというのは、
選択肢が与えられているという意味で、とても有り難いこと。

成功しても失敗しても、
迷いながら 「何かを決めた」 という事実は

確実に、自分の自信へと変わるから。

賢者と愚者

賢さとは、いつでも馬鹿になれるということ。
愚かな人と同じ目線で笑えるということ。

愚か者の気持ちが理解できずに見下しているようでは、
いつまで経っても本当の意味で賢くはなれない。

幸せの確信

「幸せに生きた」 という確信は、
幸せに死んでいく中で最後に手にするもの。

言い換えれば、どんなに悲痛な思いをしながらでも
生きてさえいれば幸せを掴む希望がある。

肉と恋

焼肉は突発的な恋に似ている。

ふと気乗りがして始まり、最初こそ味も香りも
すべてが香ばしく好ましく大いに楽しむが、

しばらく経つと満腹になって、油が回ったとか、
どこが焦げたとか、もう満腹だとか

それぞれが勝手なことばかりを言い出して
仕舞いには、あれほど愛した肉の味を憎むようになる。

悲哀

かなしみというものは、人のために抱いてこそ
意味のある感情だと思うのです。

僅かばかりの悲哀を自分への大義名分として、
悲嘆に暮れるなどという愚かしさ。

何も生み出さないだけでなく、時間の浪費、こころの浪費、
ひいてはその感傷が刃となり、他人を傷つけるに至るかなしみ。

断乎、忘れてしまうべきだ。

拒絶

たった一言 「ごめんね」 を伝えたい人がいて、
その人数は生きれば生きるほど増えていくのです。

人に嫌われることなど、苦痛ではありません。

謝ることすら許されぬほどに拒絶されること、そして同様に
人を拒絶しなければいけない心境に陥ることのほうが、

どれほどか苦痛に思います。

一瞬

過去や未来が幸福の中に無くても、
いま一瞬を生き永らえている。

それだけで幸せだとは言えないだろうか。

恋の表情

恋というのは 「状態」 であって
結婚や何かのような 「契約」 ではないんだ。

だから美しくて愚かで、楽しくて哀しいんだ。