Wish You A Happy Life
降り積もる 雪に未来を 踏む私


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判断基準

自分の中に確固たる
価値判断の基準を持たない人ほど、

既成の常識や一般論を
我がもののように振りかざしたがる。

そこには

己の無知と感性の欠如を正当化するための
傲慢さしか無い。

the very moment

男がどれだけ
理路整然と説明をしても

女にとっては
言い訳や、小難しい理屈にしか聞こえず、

女がどれだけ
自分に正直に振舞っていても

男の目には多かれ少なかれ
難解で、感情的なように見えてしまうもの。

その隙間をきれいに埋めて
同じ気持ちで笑える瞬間があったなら、

そこにはその時、
まさに 「愛情」 があるのだと思う。

respect

他人について、自分と考え方の違うところや
苦手なところが一つでも見つかると、

「この人は合わない」 と投げ出す人がいる

だが、相手の長所も短所も全部を含めて
その人をひとつの人格として尊重し、

お互いに相手の美点を探す努力をする

そういった人との繋がり方が、
結果的に自分の視野を広くすることに

つながるのではないだろうか。

素顔

一人でいるときに
苦い顔をしている人間が、

他の誰かと一緒に
心から笑うことなど、できるわけがない。

成功と錯覚

成功とは、何かを実現するための
一つの通過点に過ぎない。

仕事も学問も健康も、恋愛も結婚も子育ても、
それを成功させた先で何を実現したいのかが重要であり、

成功することそのものが目的になってしまったとき
人間は輝きと自身の方向性を見失う。

質問者

質問の言葉には、
質問者の願望と意図が露骨に反映される。

質問に対して肯定して欲しければ
肯定文を疑問形で投げるだろうし、

肯定の返事を望まないときには
無意識のうちに否定文をそのまま質問にする。

話しかけ方、用いる修飾語、声のトーン、

その質問に含まれるあらゆる要素が、
質問者の「欲しい答え」を描き出す。

均衡

安定を保つことと、停滞していることは全く違う。

均衡を保つためには
均衡を崩す力も時には必要であって、

バランスを取るためには、

どの程度揺らせば何が崩れるのかを把握する、
鋭い感受性が必要不可欠だ。

自己肯定

人間、世界にたった一人でもいいから、
無条件に自分のことを認めてくれる存在が必要だ。

幼少時代は母親、
青年期には友人や恋人がいる。

しかし、大人になったときには、
それは 「自分自身」 でなければならない。

火薬と人心

花火職人は、
火薬が爆発することを知っていなければ、

安全に花火を作ることはできない。

それと同じように、人間もまた、
信頼が憎悪に簡単に変わることを知っていなければ、

他人と良い信頼関係を保つことはできない。

すれ違い

男性が論理を中心に行動を決定し、
女性は共感を中心に人間関係を構築する。

それ自体は、どちらも優れた人間の性質でしかない。

その優れたもの同士がすれ違うのは、
異性本来の性質を理解せずに付き合おうとしているからか、

あるいは一時的に忘れてしまっているからだ。