Wish You A Happy Life
降り積もる 雪に未来を 踏む私


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人の中に棲む自分

自分自身というものは

自己が
主観で捉えている自分の他に

関わり合う全ての人の中に
無数に存在する

人生と真摯に向き合うということは
正直に生きるということ

つまり、自己から観た自分と
その他大勢の心の中にいる自分との

差を埋め続ける作業に
他ならない。

誰かの幸せの上に

人は自分の幸せを喜ぶことで
幸せになるのではなく

他の誰かの幸せを喜ぶことで
真に幸せになることができる

なぜなら

誰しもが多くの人の幸福の上に
「生かされて」いるからだ。

比較の対象

他人と自分を比較して
優劣を意識する人間は

絶対に人間性を向上させられない

大切なのは
他者と自分を比較することではなく

過去の自分と今の自分を
常に比べながら生きることだ。

破滅を呼ぶ傲慢

傲慢は人の心の中で
最も見つけるのが難しく

この上なく穢れた感情だ

周囲の言葉や他者に
反感を抱いたとき

自分自身も
失敗や間違いを犯しながら

生きていることを知る人は
他者を責め詰ることはない

自分が正しいという前提に立ち
そのことが自覚できない人間は

無意識のうちに傲慢へと陥り
すべてを失うだろう。

贅沢の果て

人間、必ずしも
贅沢をすることが愚かなのではない

どの程度の贅沢をすれば
自身の身を滅ぼすかを

知らないことが愚かなのだ。

一瞬への集中力

仕事でもプライベートでも
大切なことは

いま行っている一つのことに
集中することだ

優先順位がつけられず
手に余る数のタスクに対して

いずれかを保留するという
決断ができなければ

何もかもが中途半端と
妥協に終わることになる。

偽善に陥る罠

多くの人を深く愛したい
そう願うのならば

まずは最も身近にいる
誰か一人を愛することから

始めればいい

誰も彼もを一度に愛そうとすると
人は無意識に

偽善を振りまくようになる
生き物だからだ。

類と友

類は友を呼ぶが
友は必ずしも類を呼ばない。

幸せの追求

人は他者の幸せのために
自らの幸せを追求し

自らの幸せのために
他者の幸せを追求するべきだ

これ以外に
人が人らしく生きる道は無い。

愛情と敬意

自分を大切にしてくれる人を
大切にするための第一歩は

自分自身を大切にすること

それは
相手からの愛情に敬意を払うことであり

自己の中に
絶対的な価値を見出すための

最も人間らしい姿だ。