挫折や、失敗や、別れにくじけることはないよ。
その経験はきっと、貴方を強く美しくするから。
Wish You A Happy Life
降り積もる 雪に未来を 踏む私
対人関係にしがみつく癖のある人は、対人関係で身を滅ぼす。
持ちつ持たれつの関係は、確かに温かく居心地の良いものだが、
最終的に人間は 「一人で」 生きている。
そのことを自覚していない人が、最近はたくさんいる。
人間というものは、主観で物事を捉えていると、
必ず自分自身の感情や思い込みに振り回される生き物だ。
何かを話す時、決める時、行動を起こす時には必ず
「もう一人の自分」 が冷静にそれを観察していなければいけない。
自分の手で時計の針を三十分進めたとしても、
大きな違和感は感じない。
しかし内面では、時間の概念を一瞬にして
壊してしまうという大事件が起こっている。
毎日の一つ一つの選択が、このような
大事件を引き起こすということを
よくよく考えながら行動しなければいけない。
大切な人と別れた時、多くの人はそれを忘れようとするが、
これほど自虐的で愚かなことは無いと思う。
誰かを愛したという事実は素晴らしいことなのだから
生きてきた証として誇りに思うべきだし、
それを忘れようとすることは
過去の自分の心を土足で踏み荒らすのと
同じ行為だ。
文化と言うと、民族や社会の中で生まれ、
受け継がれてきたものだと考えるのが
一般的ではあるが、
自分が今までの人生において感じたこと、
考えたこと、信じてきたこと、
そして経験した何もかもが、自分自身の大切な
文化であるということを忘れてはいけない。
人間が本当の孤独を感じるのは、
一人で過ごしているときではなく、
大勢の人の中で笑っている
「独りきり」 の自分を見た瞬間である。
恋心というものは、絶えず相手に何かを求め、期待し、願い、
奪おうとするが、愛情は相手の幸せのみを願い、与え続ける。
その理解があるか無いかで、相対している二人の未来は
決まると言っても過言ではない。
恋を愛にまで昇華しない限り、その火はやがて全てを焼き尽くす。
