Wish You A Happy Life
降り積もる 雪に未来を 踏む私


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光陰

「光陰矢のごとし」 とは
よく言ったもので

たくさんの楽しさや
幾らかの悩みごとや

とびっきりの笑顔を乗せて
時間が矢のように過ぎる

例えばこんな風に
時間の濁流に流されていると

一年後がどうだとか
将来がどうだとか

そんなことを思い煩う暇など
人間には与えられていない気がして

ただ今日を
一生懸命に笑って過ごす

たとえ失敗を踏もうとも
後悔することが無いように。

対人関係

人と向き合う度に

相手の性格や
価値観に見合う行動は

どっちだろうと
一挙一動を躊躇う

自分が出方を変えて
上手く行くことは

たくさんある

けれど変えてしまうことで
自分が自分でなくなってしまう

危険も付きまとう

人と接するということが
この歳になっても

まだまだ
理解できていない。

一期一会

その瞬間だけを
できるだけ楽しんで

先のことはその時に考えるという
一見、刹那主義的な生き方にも

たくさんの理由があるんだ、と
ぼんやり考えていた

「一期一会」 に、少し似ている

過ぎてしまってから
その人なり、その時間なりの

自分にとっての大きさを
いつも思い知るから。

陰陽

自分の好みを
「陰」 か 「陽」 かと

考えてみた

晴れた日もいいけれど
雨音の聞こえる暗い日が好き

人と会う時は
大勢よりも二人だけが好き

賑やかな所よりは
静かで閉鎖された空間が好き

起きて動くより
のんびり寝ている方が好き

携帯はマナーモードが好き

夏より冬が好き
服は黒くて無地が好き

威勢のいい人よりは
静かで落ち着いた人が好き

太陽よりも月が好き

考えれば考えるほど
「陰」 のものばかりが好き

でもそれは

「ネガティブ」 ということとは
違う

違うはず。

悪あがき

揺り返しが来ると
頭では分かっていても

生きている実感が欲しくて
悪あがきをしてみる

全力で進んでいたのは
人生の 3分の2

残りは流されて来ただけ

そんな風に思う度に
自分が小さくなる

持病があることは、認めた

けれど

持病があるせいで
取りこぼしてきた、たくさんのチャンスは

未だに認められない

人間が出来ていないと言ったら
それまでだけど

まだ、進みたい
もっともっと先へ。

モンスター

連休ともなると

世の中のキッズは
モンスターと化して暴れ回る

もう少し幼いキッズは
けたたましい鳴き声を轟かせる

どうしてあんなに
鬱陶しい泣き方をするのか

ということを考えながら
食事をした

よく考えたら

彼らは泣きわめくこと以外に
コミュニケーション手段を持たない

より確実に親に意志を伝え
しかも脅し、揺さぶりをかける

そのためには

あの、けたたましい泣き方が
いちばん効果的なのだろう

よく分かったような
分かっていないような午後。

束縛

書きかけては消して
書きかけては消して

そんなことを
もう何日もやっている

幸せになっていく弟に
いつしか

置いて行かれるような
気分になっていた

兄として情けない

自分には自分の道がある
そう思えば思うほど

不安は大きくなってきた

多少荒っぽくてもいい

疑いようがないくらいに
束縛されていたい。

幻想

雷雨、走る

携帯の液晶に表示された
晴れマークとは裏腹に

突然
バケツをひっくり返したような雨

雨の日の外出は億劫だけれど
雨を眺めているのは、好き

雨音も、好き

「空から水が降ってくる」 なんて
なんて幻想的なことだろう

雨に感謝している人も
迷惑している人も

いるんだろうけど。

焦り

久しぶりに話した友達が
仕事を始めたと言っていた

知らぬは何とやら
世間も、人々も

選択と挑戦を繰り返し
前に進んでいるのだ

そんな事を思うと
心ばかりが焦る

ベッドの中で動かない心と身体を
持て余している間に

何かできるのではないか
もっと前に進めるのではないか

そう責めてしまう

持病にとって
焦りが禁物だということは

分かっているけれど。

クスリさえあれば
なんでも叶うと

文明大国が嗤う

どんなクスリにも溶かせない
痛みは、ある

いつの日か襲う痛みに
耐えられなければ

僕も彼らと同じ
真っ白な 「モノ」 になる。