この世の中には
生きたくて
自分の意志で生きてる人と
ただ、惰性で生きてる人と
生きたくもないのに
死ねないから生きてる人がいる
慎重に選ぶなら、3番目
苦痛が伴わなければ
とっくに死んでる。
Wish You A Happy Life
降り積もる 雪に未来を 踏む私
この世の中には
生きたくて
自分の意志で生きてる人と
ただ、惰性で生きてる人と
生きたくもないのに
死ねないから生きてる人がいる
慎重に選ぶなら、3番目
苦痛が伴わなければ
とっくに死んでる。
身体を
合わせている瞬間が
最も
孤独を感じる瞬間だと
大人になって知った
抱き合っていると
否応なしに
自分たちが
「別々の個体」 だと
認識させられる
そして本当の意味で
「一つになる」 ことなど
できないと
思い知らされる
それでも
誰かに抱かれた胸の中は
温かかった
いつも
温かかった。
壊しては直し
崩しては積み直し
そうやっていつも
バランスを取る
バランスを取っているつもりが
一度壊したものは
二度と元には戻らない
小さい頃からそうだった
みんなで一生懸命に
作った砂山や
慎重に丁寧に
積み上げた積木を
「飽きた」 の一言で崩すのが
僕の役目だった
見失うほどに
はっきりと見える自分が
滑稽で可笑しい。
寝るのが怖い
眠剤を飲んでから
眠りに落ちていくまでの時間は
色々な煩わしさを忘れさせてくれる
でも、それと同時に
例えようのないほどの孤独感を
心の奥深くに打ち込まれるような
苦痛が襲う
今日を終わりにしたら
何もかもが終わりだと感じ
同時に、明日が来れば
また煩わしい生活があると感じ
板挟みになって
なかなか寝る決心が付かない
挙げ句、机に向かったまま
椅子で意識を失う
愚か者だな。
言葉にできない
得体の知れない寂しさが
心に纏わりつく時間
僅かばかり
眠剤に安定剤を足して
微妙な脱力感の中
天井を見つめる
眠りに落ちるなら
もう目覚めたくない
何も憂えず
毎日笑って過ごした
未成年の頃が恋しい。
なんだか
今年の後半から
周りが慌ただしい
体調を崩す人
トラブルに巻き込まれる人
その他
大変な目に遭う人が
絶えないような気がする
自分もそのうちの一人か、と
勘ぐってみたり
「いいこと」 や
「悪いこと」 にも
リズムみたいなものが
あるのだろうか、と
悩んでみたり
早く、みんなが
笑える日が来て欲しいと
心から思う。
違う違うと
言ってはきたけれど
最近、僕は本物の
厭世家ではないかと
思い始めた
予定された
とてつもなく大きな
不幸が訪れる前に
焦る気持ちで一つでも
「いいこと」 を探す
この地球も、国も
生きている大多数の人々も
疎ましく感じられた時
どんな色の愛情に
溺れたらいいのだろう。
相手が誰であろうと
弱く汚い自分を
強くて面白くて
優しい人間だと偽る
だから僕の本質は
ごく一部の人しか知らない
夜、自分と向かい合えば
心の中にいる悪魔や
罪の多さに
ため息や反吐が出る
何時から
誇れもしない自分を
引きずって
生きているんだろう。
鼻を突くエタノールの臭いに
束の間、酔った
神経質に何度も、何度も
手指を除菌して
何がキレイになるんだろう
少しずつ
良くなっていくモノがあるなんて
今の頭では
到底考えられない
それがウツのせいなのか
本当に駄目なのか
それも分からない
ぼんやりしたまま
ポカリスエットのボトルを
ゆっくりデスクに置く深夜
まだ行ける。