Wish You A Happy Life
降り積もる 雪に未来を 踏む私


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心を覆うもの

目を覚まし

手探りで掴んだ携帯の
液晶に表示された時刻を見て

僕は目を疑った

どうやら丸一日
眠り続けていたらしく

始まったばかりの一日は
たった数時間で

夕食時になってしまった

花粉のせいか
ウツのせいなのか

起きて数時間たっても
全身は重く、怠く

たとえ朝、目覚めていても
何もできなかったに違いない、と

口先だけの言い訳をしながら
僕は、夕食を済ませた

見慣れた部屋の中も
窓から眺める道路や木々も

何もかもが
無味乾燥として見える

今夜、眠れるのか

そんな事も
もう、どうでもいい。

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