午前三時
ぼんやりと目を覚まし
枕元に転がっていた
ペットボトルの水を飲んだ
やがて
目が覚めていながら
神妙に
寝た振りをする自分に
心から飽き飽きして
いつもの天井を眺めた
酷く、頭が痛い
ロキソニンを飲んでいて
痛むのだから
これ以上は
どうしようもないのだろう
問題は食事の調達
この体調で
猛暑の中をうろつくのは
あまり賢明ではない
けれども、一方で
お腹は減るばかり
まさに
ヤマアラシの何とかだ
頭痛を犠牲にするか
空腹を犠牲にするか
そんなことを
ダラダラと考えるけれど
世の中、もっと過酷なモノと
闘っているひとは
たくさんいるはず
何、食べようかな。