Wish You A Happy Life
降り積もる 雪に未来を 踏む私


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苦い気持ち

雨の中をコンビニまで
濡れながら走った

夕食を選ぶだけなら

「食べない」 という
選択肢もあったのに

雨に濡れたヘルメットと
カラダを引き摺って

マンションのエレベーター
壁に寄りかかってた

もしも、このセカイに

「愛されたい」 なんて
不埒な感情さえ無ければ

僕はどんな縁だって
愛おしく思えるはず、と

ウォッカベースのチューハイの
プルタブを引いては笑う

取り戻せない
過去を追いはしないけど

いつもより苦く感じた

隙間からこぼれ落ちる
僕の気持ちのように。

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