Wish You A Happy Life
降り積もる 雪に未来を 踏む私


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魔法の水

ずいぶん長く
部屋に保管してあった

水を飲んでみると

暖房のせいか
すっかり温まっていて

生ぬるい

それは
「ひと」 の温度に

少し近く
感じられて

何口飲んでも
不安を誘わない

魔法の水のように
思えた

温度というのは
自分で思っているより

はるかに大切な
感覚なんだな。

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