Wish You A Happy Life
降り積もる 雪に未来を 踏む私


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独り寝の独房

世の中は
人間というセカイは

どうしてこうも
生きづらいのだろう

裏切られるために愛し
騙されるために尽くし

いずれ去る人などのために
心の底まで引っ掻き回される

だから僕は

どんなに愛されている時も
「一人」 でいることを選んできた

もう記憶に無い
名前も数も、思い出せない

今まで何人を泣かせて
何度、一人で泣いただろう

気付けば深い溜息ばかり
ベッドに潜り込んだ

愚か者

今夜も僕の相手は
白いコンクリートの箱か

まるで、独房だな。

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