Wish You A Happy Life
降り積もる 雪に未来を 踏む私


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降り積もる記憶

暴風雨らしき
音が聞こえる中

頭の後ろで手を組み
天井を見ていた

ふいに

ある雨の午後
同じようにして

誰かと天井を見ながら話す
過去の自分が蘇り

僕は混乱して
反射的に身体を丸めた

幸せは
どんどん逃げていくのに

それを記憶する身体は
交換がきかない

それは
幸せなことでもあるし

残酷なことでもある

知らなければよかった
あんなに温かい感情。

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