舗道
歩き慣れた 舗道で 貴方がポツリ こぼした 当たり前の 事のように 私のことが 好きだと 戸惑いながら 私は 貴方の手を 強く握り 私も 好きだよと 小さく呟いた 自分を 愛すこと 自分を 許すこと 自分を 誉めること 真っ直ぐに 生きること 全部 貴方が 教えてくれた 偽りのない 言葉で 貴方がしてくれる 告白は 繰り返すたび 胸に広がって 私を 私にしてくれる 私も 好きだよ