苦笑い


温かい気持ちと 焦りが
交互に僕を 揺り動かす夜は

慌てないで 一言伝えたい
今でも まだ好きだよと

思い出が 増えるたび怖くて
何もかもを 壊そうとした僕を

君は何も言わず うつむいて
苦笑いで 許してくれる

だから

今日は歩こう 手をつないで
見慣れた街の 景色に溶けよう

二人を裁く すべての感情が
いつか 笑顔に変わるまで

二人を分かつ すべての悲しみが
強い絆に 変わるまで