氷
燃え尽きた 僕の体温が 濡れたシーツへと 広がった 僕の上で 雌になる キミが 甘い息を 吐き出す間に キミの下で 僕は 凍り始める 甘い声で 愛に応えながら 震える キミの口付けが 二人の時間を 縛り付けた その情熱が 僕を 侵すほど 氷の塊へ もう逃げられない 僕の上で 踊る 雌になった キミに 甘い息を 吐き出しながら