サンタクロース


クリスマスが 巡るたびに
あなたのことを 思い出す

僕には 愛があるから
一人きりの クリスマスも

淋しくない

そう 言いかけて
受話器を離して 咳をした

電車の中 眠くもないのに
僕の肩に 寄りかかって

眠りこんでる 振りをしてたこと
本当はいつも 分かってたよ